
肋間神経痛
肋間神経痛
肋間神経痛の鍼灸治療方法
肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)は、肋骨に沿って走る肋間神経が刺激されることで生じる鋭い痛みが特徴です。原因はストレスや筋肉の緊張、姿勢の悪さ、帯状疱疹などさまざまですが、鍼灸治療は痛みの緩和に非常に有効です。
鍼灸治療の基本方針
1. 神経の興奮を鎮め、痛みを抑える
2. 筋肉の緊張を緩め、血流を改善する
3. 自律神経を調整し、ストレスによる神経痛を軽減する
4. 全身の気血の巡りを良くし、神経の回復を促す
鍼治療のアプローチ
① 局所治療(痛みのある部位へ直接アプローチ)
肋間神経の走行に沿って鍼を打ち、神経の過敏性を抑えます。
• 天宗(てんそう)(肩甲骨の中央付近)
→ 背中側の肋間神経痛に有効
• 肩井(けんせい)(首と肩の境目)
→ 肩こりが原因の肋間神経痛に効果的
• 期門(きもん)(乳頭の直下、第6肋間)
→ 胸の前側の痛みを軽減
• 章門(しょうもん)(側腹部、第11肋骨の端)
→ 脇腹の痛みに有効
• 陽陵泉(ようりょうせん)(膝の外側)
→ 肋間神経痛と関連する肋骨周りの筋緊張を緩める
② 遠隔治療(全身のバランスを整える)
• 合谷(ごうこく)(手の親指と人差し指の間)
→ 神経系の調整、痛みの緩和
• 太衝(たいしょう)(足の甲、親指と人差し指の間)
→ 肝気の流れを良くし、ストレス性の神経痛を軽減
• 足三里(あしさんり)(膝下のすねの外側)
→ 体の気血の巡りを改善し、慢性的な痛みに対応
灸治療のアプローチ
お灸を加えることで、血流を改善し、神経の回復を助けます。
• 大椎(だいつい)(首の付け根)
→ 免疫力を高め、帯状疱疹後の肋間神経痛に有効
• 関元(かんげん)(へそから指4本分下)
→ 体を温め、気血の巡りを良くする
• 命門(めいもん)(腰の中心)
→ 冷えによる神経痛の改善
日常生活でのセルフケア
1. 温熱療法 → 湿布やホットタオルで痛みを和らげる
2. ストレッチ・マッサージ → 胸や背中の筋肉をほぐす
3. ストレス管理 → 深呼吸や瞑想を取り入れる
4. ビタミンB群の摂取 → 神経修復を助ける(豚肉・大豆・ナッツ類)
まとめ
肋間神経痛の鍼灸治療は、局所の痛みを和らげながら、全身の血流や神経バランスを調整することが重要です。鍼と灸を組み合わせることで、痛みの軽減や神経の回復が促進されます。
痛みが強い場合は、医師と連携しながら神経ブロック療法や薬物療法を併用するのも選択肢の一つです。
治療時間:一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金:一回鍼灸治療4,500円から9,000円