症例の紹介

症例の紹介

高脂血症

高脂血症

 

 脂質異常症(高脂血症)に対する鍼灸治療
脂質異常症(高脂血症)は、血液中の脂質(LDLコレステロールや中性脂肪)が増加し、動脈硬化や心血管疾患のリスクを高める疾患です。鍼灸治療では、血流の改善、脂質代謝の促進、自律神経の調整を目的にアプローチします。

1. 鍼灸治療の目的
✅ 血流を改善し、脂質の代謝を促進
✅ 肝臓の機能を高め、コレステロールや脂肪の処理を助ける
✅ ストレスを緩和し、副交感神経を優位にすることで代謝を向上
✅ 消化器の機能を整え、脂肪の吸収・分解をスムーズにする

2. 代表的な鍼灸のツボ
🟢 代謝促進・血流改善のツボ
📍 足三里(あしさんり)(膝の下、すねの外側)
→ 消化機能を高め、脂肪代謝を促す
📍 三陰交(さんいんこう)(内くるぶしの上)
→ 血流を良くし、ホルモンバランスを調整
📍 合谷(ごうこく)(手の親指と人差し指の間)
→ 自律神経を整え、血管を広げる
📍 膈兪(かくゆ)(背中、肩甲骨の下あたり)
→ 血流を促し、脂肪の代謝を活性化
🟢 肝臓・胆のうの機能を高めるツボ
📍 太衝(たいしょう)(足の甲、親指と人差し指の間)
→ 肝臓の働きを助け、コレステロール値を安定させる
📍 期門(きもん)(乳頭の下、肋骨の下端)
→ 肝臓の解毒作用を高める
📍 胆囊兪(たんのうゆ)(背中、腰の上)
→ 胆汁の分泌を促し、脂肪の消化を助ける
🟢 自律神経・ストレス調整のツボ
📍 神門(しんもん)(手首の小指側)
→ リラックス効果があり、ストレスによる脂質代謝の乱れを改善
📍 内関(ないかん)(手首の内側)
→ 胃腸の働きを整え、余分な脂肪の吸収を防ぐ

3. 鍼灸治療の頻度
• 軽度(食事・運動療法で管理可能な場合):週1回
• 中等度(薬物療法を併用する場合):週2回
• 動脈硬化のリスクが高い場合:週2〜3回(血流改善を優先)

4. 鍼灸と併用した生活習慣の改善
🟢 適度な運動(ウォーキング、ヨガ、ストレッチ)
🟢 食事の改善(魚、野菜、食物繊維を多く摂る)
🟢 アルコールや糖質の摂取を控える
🟢 ストレス管理(深呼吸、瞑想など)

5. 注意点
⚠ 脂質異常症は生活習慣と深く関係があるため、食事や運動と併用することが重要
⚠ すでに動脈硬化が進行している場合、医師の指導のもとで鍼灸を取り入れる
⚠ 極端な食事制限や急激な運動は逆効果になることがあるため、バランスよく

まとめ
 鍼灸は、血流や肝臓の機能を改善し、脂質異常症の管理に役立ちます。特に血流の促進と脂質代謝の向上を目的としたツボ刺激が効果的です。生活習慣の見直しと組み合わせることで、より良い結果が期待できます。
治療時間:一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金:一回鍼灸治療4,500円から9,000円