
痛風
痛風
痛風に対する鍼灸治療は、痛みの軽減、炎症の抑制、尿酸代謝の改善を目的とします。特に急性期(発作時)と慢性期でアプローチが異なります。
1. 痛風の鍼灸治療の目的
✅ 炎症や腫れの軽減(痛みを和らげる)
✅ 尿酸の代謝を促進(排泄を促し、尿酸値を下げる)
✅ 腎臓や肝臓の機能を改善(尿酸の排泄能力を高める)
✅ 血流促進(結晶化した尿酸を流しやすくする)
2. 鍼灸のアプローチ
🔴 発作時(急性期)
• 強い刺激は避け、痛みや炎症を抑えることを優先
• 冷やすツボや鎮痛作用のあるツボを使用
• 痛みが強い場合は、局所ではなく遠隔のツボを使う
📍 太衝(たいしょう)(足の甲、親指と人差し指の間)
→ 炎症を抑える、肝の働きを改善
📍 曲池(きょくち)(肘の外側)
→ 炎症や熱を取り除く
📍 足三里(あしさんり)(膝の下、すねの外側)
→ 免疫力向上、消化機能改善
📍 三陰交(さんいんこう)(内くるぶしの上)
→ 血流促進、腎臓の機能をサポート
📍 腎兪(じんゆ)(背中、腰のあたり)
→ 腎臓を活性化し、尿酸の排泄を促進
🟢 慢性期(発作がない時)
• 体質改善を目的に、尿酸の代謝を促す治療を行う
• 血流改善とデトックスを重視
• 肝臓・腎臓の機能を高め、尿酸の排泄を促す
📍 陰陵泉(いんりょうせん)(膝の内側)
→ 水分代謝を促進し、むくみ・尿酸排泄をサポート
📍 合谷(ごうこく)(手の親指と人差し指の間)
→ 体のバランスを整え、血流を促す
📍 湧泉(ゆうせん)(足の裏、土踏まずの中央)
→ 代謝を促進し、疲労回復
📍 天枢(てんすう)(おへその横)
→ 胃腸の調子を整え、消化機能向上
3. 鍼灸治療の頻度
• 急性期(発作時):週2~3回(炎症が落ち着くまで)
• 慢性期(発作予防):週1回~2週間に1回
4. 併用すると良い生活習慣
🟢 水分をしっかり摂る(尿酸排泄を促す)
🟢 アルカリ性食品を摂る(野菜・海藻・キノコ類など)
🟢 アルコール、プリン体の多い食事を控える
🟢 軽い運動を習慣化する(血流促進)
5. 注意点
⚠ 発作時は無理に刺激を与えすぎない
⚠ 痛みのある部位を直接強く刺激しない(遠隔のツボを活用)
⚠ 医師の治療と併用し、薬の服用を勝手にやめない
まとめ
鍼灸は痛風の発作時の痛みを和らげるだけでなく、慢性期の体質改善にも役立ちます。特に腎臓の機能を高め、尿酸の排泄をスムーズにすることで、発作の予防につながります
治療時間:一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金:一回鍼灸治療4,500円から9,000円