
リンパ浮腫
リンパ浮腫
リンパ浮腫の鍼灸治療は、リンパの流れを改善し、むくみを軽減することを目的とします。ただし、リンパ浮腫は症状や進行度が個人によって異なるため、医師や専門家と連携しながら行うことが重要です。以下は、鍼灸治療の基本的なアプローチです。
1. 鍼治療
目的
リンパの流れを促進し、周囲の筋肉や神経の緊張を緩和します。
主な施術ポイント
• 四肢リンパ浮腫の場合
上肢や下肢のリンパ流を促進する経絡や経穴を選択します。
o 手足のツボ: 曲池(きょくち)、合谷(ごうこく)、足三里(あしさんり)、三陰交(さんいんこう)
o 体幹のツボ: 天枢(てんすう)、気海(きかい)、中脘(ちゅうかん)
• 浮腫が発生している部位周辺の経絡に軽い刺激を与え、局所の循環を改善。
施術の注意
• 炎症や感染がある場合、患部付近への刺激は避けます。
• 極端に浮腫が進行している場合や皮膚が弱くなっている場合は、刺激を控えめに。
2. 灸治療
目的
温熱刺激により血流とリンパの循環を改善し、体全体の代謝を高めます。
施術方法
• 温灸(おんきゅう)
温かさを感じる程度の温灸を使用し、下記のツボに施術します。
o 足三里、三陰交、腎兪(じんゆ)、大椎(だいつい)
• 間接灸
刺激を和らげるため、皮膚に直接火傷を負わせない方法を使用。
注意点
• 浮腫部の皮膚がデリケートな場合は避け、健常部に施術を行います。
3. 全身の調整
リンパ浮腫は全身の循環や代謝が影響するため、特定のツボだけでなく、全身のバランスを整えることも大切です。
• ストレス緩和
神門(しんもん)、内関(ないかん)など自律神経を整えるツボ。
• 免疫力強化
合谷、足三里など、体の自然治癒力を高めるツボ。
4. 補助療法
• 鍼灸と併用して、リンパドレナージュや適度な運動、弾性包帯などの補助療法を併用すると効果的です。
• 栄養管理や生活習慣の改善も並行して行います。
注意点
1. 医師の診断を受けた上で治療を行うことが必須です。
2. 鍼灸治療は対症療法であり、完全な治癒を保証するものではありません。
3. 炎症や感染症の兆候がある場合は、施術を中止し、医療機関に相談してください。
鍼灸治療は個々の状態に合わせたオーダーメイドのアプローチが必要です。専門の鍼灸師に相談し、安心して施術を受けるようにしましょう。
治療時間: 一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金: 一回鍼灸治療4,500円から9,000円