
近視
近視
🔹 近視に対する鍼灸治療
🔸 近視とは?
近視(Myopia)は、遠くのものがぼやけて見える視力異常で、眼軸(目の奥行き)が伸びることで光の焦点が網膜の手前に結ばれる状態です。
✅ 近視の種類
1. 屈折性近視 – 遺伝や環境要因で水晶体や角膜の屈折力が強すぎる
2. 軸性近視 – 眼球が前後に長くなり、焦点がずれる(進行しやすい)
3. 仮性近視(調節緊張) – 目の筋肉(毛様体筋)が過度に緊張し、一時的にピント調節ができなくなる(特に若年層に多い)
✅ 近視の原因
• 長時間のスマホ・PC使用(目の疲労)
• 遺伝的要因(親が近視だと子もなりやすい)
• 栄養不足(ビタミンA・DHA不足)
• 血流不足(目の筋肉が硬直し、ピント調節が困難に)
✅ 西洋医学の治療
• 眼鏡・コンタクトレンズ(視力補正)
• オルソケラトロジー(特殊コンタクトで角膜を矯正)
• レーシック手術(角膜を削って屈折率を調整)
• アトロピン点眼(進行を抑制)
✅ 東洋医学の視点
東洋医学では、「肝血不足」「腎精の衰え」「気血の滞り」が近視の原因と考えます。
鍼灸治療では、目の疲れを取り、毛様体筋をリラックスさせ、血流を促進することで視力を改善します。
🌿 鍼灸治療の目的
✅ 眼精疲労の軽減 – ピント調節筋(毛様体筋)の緊張をほぐす
✅ 血流改善 – 眼球・視神経の血流を増やし、栄養供給を促進
✅ 自律神経の調整 – ストレスを緩和し、目の調節機能を正常化
✅ 肝・腎の強化 – 目の健康に必要な「肝血」と「腎精」を補う
✅ 毛様体筋の柔軟性向上 – 目のピント調節を改善
🔹 近視に効果的なツボと鍼灸治療法
① 眼周囲のツボへの鍼
✅ 攅竹(さんちく) – 眉毛の内側端。目の疲れを解消し、血流を促進
✅ 承泣(しょうきゅう) – 眼の下のくぼみ。視力回復をサポート
✅ 四白(しはく) – 頬骨の上。目の血流を改善し、網膜機能を高める
✅ 睛明(せいめい) – 目頭。目の緊張をほぐし、視力低下を防ぐ
② 頭部・全身のツボへの鍼
✅ 風池(ふうち) – 首の後ろ。視神経の血流を改善
✅ 太陽(たいよう) – こめかみ。目の疲れを取り、視力を回復
✅ 合谷(ごうこく) – 手の親指と人差し指の間。視覚機能をサポート
✅ 肝兪(かんゆ)・腎兪(じんゆ) – 背中のツボ。肝腎を補い、視神経を保護
✅ 三陰交(さんいんこう) – 内くるぶしの上。全身の血流を促進し、眼精疲労を軽減
③ 灸(きゅう)療法
✅ 腎兪(じんゆ) – 腎の働きを高め、視力をサポート
✅ 足三里(あしさんり) – 免疫力と血行を促進し、網膜の修復を助ける
✅ 太谿(たいけい) – 腎経のツボ。視力の低下を防ぐ
🔹 鍼灸と併用すると良い生活習慣
✔ ビタミンA・B12・DHA・ルテイン・アントシアニンを含む食品を摂取(緑黄色野菜、魚、ブルーベリー)
✔ 目の休息(長時間のスマホ・PC使用を控える)
✔ 適度な運動(血流を改善し、酸素供給を増やす)
✔ ストレス管理(瞑想・深呼吸・リラックス)
✔ 日光を適度に浴びる(屋外活動は近視進行を抑える効果がある)
⚠ 注意点
✅ 仮性近視(調節緊張)が原因の近視には、鍼灸が特に有効
✅ 軸性近視(眼球の変形が原因)は進行しやすく、定期的な視力検査が必要
✅ 重度の近視は網膜剥離のリスクがあるため、眼科の診断を受けることが重要
✅ 鍼灸は補助療法として用い、眼鏡やコンタクトと併用するのが理想的
🌿 まとめ
近視の鍼灸治療は、「眼精疲労の軽減・血流改善・自律神経の調整・毛様体筋の柔軟性向上」を目的として行います。眼周囲や全身のツボを刺激し、視力の維持・改善をサポートします。
👀 特に仮性近視の改善に効果が期待できるので、早めにケアを始めるのが理想的!✨
治療時間: 一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金: 一回鍼灸治療4,500円から9,000円