
片頭痛
片頭痛
片頭痛の鍼灸治療方法
片頭痛(偏頭痛)は、血管の拡張や神経の過敏反応が原因で起こることが多く、ストレス・睡眠不足・ホルモンの変動などが誘因になります。鍼灸治療では、痛みを和らげるだけでなく、発作の頻度や強度を軽減し、根本的な体質改善を目指します。
鍼灸治療の基本方針
1. 痛みを抑え、神経の興奮を鎮める
2. 血流を調整し、頭部の血管の過剰な拡張を防ぐ
3. 自律神経のバランスを整え、発作の頻度を減らす
4. 肩や首の緊張を和らげ、血流を改善する
鍼治療のアプローチ
① 片頭痛の緩和に効果的なツボ
片頭痛の発生部位や体質に合わせて、以下のツボにアプローチします。
局所治療(頭部の痛みを直接和らげる)
• 太陽(たいよう)(こめかみ付近)
→ 側頭部の血流を調整し、痛みを軽減。
• 百会(ひゃくえ)(頭頂部、両耳を結んだ線の中央)
→ 頭部の気血の流れを整え、神経の過敏性を鎮める。
• 風池(ふうち)(後頭部、髪の生え際)
→ 頭痛の緩和、血流促進、リラックス効果。
• 翳風(えいふう)(耳の後ろ)
→ こめかみや耳周囲の痛みを軽減。
遠隔治療(全身のバランスを整え、片頭痛の根本治療)
• 合谷(ごうこく)(手の親指と人差し指の間)
→ 頭痛全般に有効、気の流れを整える。
• 太衝(たいしょう)(足の甲、親指と人差し指の間)
→ 肝気の流れを良くし、自律神経の安定に役立つ。
• 足三里(あしさんり)(膝下、すねの外側)
→ 消化機能を整え、体全体の気血の巡りを改善。
• 内関(ないかん)(手首の内側、二本の筋の間)
→ 自律神経を整え、ストレスを軽減する。
灸治療のアプローチ
鍼と併用してお灸を行うことで、血行を促進し、筋肉の緊張をほぐします。
• 大椎(だいつい)(首の付け根、第7頸椎の下)
→ 自律神経を整え、片頭痛の頻度を減らす。
• 三陰交(さんいんこう)(内くるぶしから指4本分上)
→ ホルモンバランスを整え、女性の片頭痛に有効。
• 関元(かんげん)(へそから指4本分下)
→ 気を補い、疲労や冷えによる頭痛を防ぐ。
その他のセルフケア
• 首や肩のストレッチ → 筋肉の緊張を和らげる。
• 温熱療法(ホットタオルなど)→ 冷えによる片頭痛を防ぐ。
• カフェインの摂取を調整 → 片頭痛の引き金になることがあるため、適量を守る。
• 規則正しい睡眠と食事 → 生活習慣の乱れを防ぐことで、片頭痛の予防につながる。
まとめ
片頭痛の鍼灸治療は、痛みの緩和・血流の調整・自律神経の安定化を目的に行います。局所のツボと遠隔のツボを組み合わせ、根本的な体質改善を図ることが重要です。
特にストレスやホルモンバランスの影響を受けやすい人は、定期的な鍼灸治療を続けることで、発作の頻度や強さが軽減する可能性があります。
長期的な片頭痛に悩まされている場合は、医師と連携しながら鍼灸を取り入れると効果的です。
治療時間:一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金:一回鍼灸治療4,500円から9,000円