
神経痛
神経痛
神経痛に対する鍼灸治療
神経痛は、神経に炎症や圧迫、損傷などが起こることで感じられる痛みです。痛みは、ピリピリした感じや鋭い痛み、焼けるような痛みとして現れ、特定の神経に沿った部位に放散することがあります。代表的な神経痛には、坐骨神経痛や三叉神経痛、帯状疱疹後神経痛などがあります。神経痛は、神経にかかる圧迫や刺激、炎症が原因となり、これらを和らげるための治療が必要です。
鍼灸治療は、痛みの緩和や神経の機能回復、血流改善を促すために効果的な方法です。
鍼灸治療の目的
1. 神経の血流促進
2. 神経の過緊張を緩和
3. 痛みの軽減
4. 筋肉の緊張を和らげる
5. 神経の修復をサポート
主要な鍼灸治療のアプローチ
1. 経穴(ツボ)の選択
🔹 神経痛に特効のツボ
• 合谷(ごうこく)(大腸経):手にあるツボで、全身の痛みを軽減する効果があります。特に神経痛に有効とされています。
• 三陰交(さんいんこう)(脾経):痛みの改善を促し、神経系を調整します。
• 足三里(あしさんり)(胃経):痛みを和らげ、全身の血行を促進する効果があり、神経痛にも効果があります。
• 内関(ないかん)(心包経):神経の働きを整え、痛みを緩和します。特に顔面神経痛などに使用されます。
• 肩井(けんせい)(大腸経):肩や首の筋肉を緩めると同時に、神経痛を軽減する効果があります。
• 委中(いちゅう)(膀胱経):腰や下肢に関連する神経痛に使われるツボで、痛みを和らげます。
• 大椎(だいつい)(督脈):全身の気を調整し、神経痛の改善を促します。
• 曲池(きょくち)(大腸経):手や腕に関連する神経痛に効果があり、痛みの軽減をサポートします。
🔹 神経の修復と炎症の抑制
• 天柱(てんちゅう)(膀胱経):神経痛や筋肉の緊張を緩和し、特に首や肩、背中の神経痛に効果があります。
• 風池(ふうち)(胆経):神経の過緊張を解消し、血行を促進します。神経痛の痛みを軽減します。
• 後谿(こうけい)(小腸経):手や腕の神経痛を緩和するために使われるツボです。
• 足関(あしかん)(胃経):下肢の神経痛に特に効果があります。
2. 鍼の施術方法
• 置鍼(ちしん): 鍼を痛みがある部位や神経に関連するツボに刺し、神経の機能を回復させます。特に痛みが強い場所に効果的です。
• 電気鍼(でんきしん): 低周波の電気鍼を使用して、神経の活性化と血流促進を促します。神経痛の軽減に非常に効果的です。
• 深鍼(しんしん): 深く刺して、神経の周囲の筋肉をほぐし、血行を改善します。
• 浅鍼(せんしん): 鍼を浅く刺し、血行を促進して痛みを軽減する方法です。
3. 灸治療
• 温灸(おんきゅう): 痛みのある部位や神経に関連するツボに温灸を行い、血行を改善し、筋肉や神経をリラックスさせます。
• 知熱灸(ちねつきゅう): 軽い熱刺激を与えて神経痛の軽減を促します。特に神経痛が慢性化している場合に有効です。
4. 生活習慣とセルフケア
• 適切な姿勢: 神経痛が悪化する原因となる姿勢を避け、長時間同じ姿勢をとらないようにしましょう。定期的に体を動かし、血行を促進します。
• ストレッチと運動: 神経痛に関連する筋肉の緊張をほぐすため、適度なストレッチや軽い運動が有効です。特に、筋肉や神経に負担がかかる姿勢を避けることが大切です。
• 温湿布や冷湿布: 痛みがある場所に温湿布や冷湿布を当てて、痛みを軽減します。温湿布は血行促進、冷湿布は炎症や腫れを抑える効果があります。
• リラックスとストレス管理: ストレスや緊張が神経痛を悪化させることがあるため、リラックス法(深呼吸や瞑想)を取り入れることが効果的です。
まとめ
神経痛に対する鍼灸治療は、痛みを軽減し、神経の機能回復をサポートする方法です。ツボを刺激して、血行を促進し、神経の緊張を緩めることで、痛みを和らげることができます。電気鍼や温灸を使用した治療は、特に効果的です。また、生活習慣の改善やストレッチ、ストレス管理を併せて行うことで、より効果的に神経痛を和らげることができます。
治療時間:一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金:一回鍼灸治療4,500円から9,000円