症例の紹介

症例の紹介

記憶障害

記憶障害

 

 記憶障害に対する鍼灸治療
記憶障害は、認知症、脳血管障害(脳梗塞・脳出血)、ストレス、睡眠不足、加齢、うつ病、頭部外傷などによって引き起こされることがあります。鍼灸治療では、脳の血流改善・神経機能の活性化・ストレスの緩和を目的にアプローチを行います。

鍼灸治療の目的
1. 脳の血流を改善し、神経細胞の活性化を促す
2. 自律神経を整え、ストレスを軽減
3. 睡眠の質を向上させ、記憶の定着をサポート
4. ホルモンバランスを整え、脳の健康を維持

主要な鍼灸治療のアプローチ
1. 経穴(ツボ)の選択
🔹 脳の血流促進・記憶力向上
• 百会(ひゃくえ)(督脈):脳の活性化、認知機能向上
• 四神聡(ししんそう)(奇穴):記憶力や集中力を高める
• 風池(ふうち)(胆経):脳血流を改善し、精神を安定させる
• 太陽(たいよう)(奇穴):脳の疲労回復
🔹 自律神経の調整(ストレス・不安の軽減)
• 神門(しんもん)(心経):リラックス効果、ストレス軽減
• 内関(ないかん)(心包経):自律神経を整え、脳の働きをサポート
• 合谷(ごうこく)(大腸経):全身の気血の流れを調整
🔹 睡眠の質を向上
• 安眠(あんみん)(奇穴):不眠改善、睡眠の質向上
• 三陰交(さんいんこう)(脾経):ホルモンバランスを整える
🔹 ホルモンバランスを整え、脳の健康を維持
• 足三里(あしさんり)(胃経):気力・体力の向上
• 腎兪(じんゆ)(膀胱経):腎精を補い、脳機能を維持

2. 鍼の施術方法
• 置鍼(ちしん): ツボに鍼を刺して10〜20分間置き、血流を改善
• 電気鍼(でんきしん): 低周波刺激で脳神経を活性化
• 頭皮鍼(とうひしん): 前頭葉・側頭葉に関与する頭部のツボを刺激

3. 灸治療
• 温灸(おんきゅう): 頭部や背中を温めて血流を改善
• 知熱灸(ちねつきゅう): 神経機能の回復を促進

4. 生活習慣のアドバイス
• 適度な運動(ウォーキング・太極拳・ヨガ) → 血流を改善し、脳を活性化
• ストレス管理(瞑想・深呼吸) → 自律神経のバランスを整える
• 睡眠の確保(規則正しい生活リズム) → 記憶の定着を促す
• バランスの良い食事(DHA・EPA・ビタミンB群を摂取)

まとめ
 記憶障害に対する鍼灸治療は、脳の血流促進・自律神経の調整・ストレス緩和を目的とします。頭部のツボへの鍼刺激や電気鍼、灸治療を組み合わせることで、記憶力向上・認知機能維持が期待できます。適切な生活習慣と併用しながら、継続的な治療を行うことが重要です。

 

治療時間:一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金:一回鍼灸治療4,500円から9,000円