
脳卒中後遺症
脳卒中後遺症
脳卒中後遺症に対する鍼灸治療は、患者の具体的な症状や状態に応じて異なります。以下は、一般的な治療方法の概要です。ただし、治療は専門の鍼灸師や医師と相談しながら行うことが重要です。
鍼灸治療の目的
1. 血流改善: 脳卒中後の循環を促進し、体の回復をサポート。
2. 筋緊張の緩和: 麻痺や痙縮(筋肉のこわばり)を軽減。
3. 神経再生の促進: 神経機能を活性化し、運動や感覚機能の回復を目指す。
4. 疼痛管理: 関連する痛みの緩和。
5. 心理的サポート: リラクゼーション効果でストレス軽減。
主要なアプローチ
1. 局所治療
• 麻痺がある部位や筋緊張が強い箇所を中心に鍼や灸を施術。
• 主な経穴:
o 曲池(きょくち)
o 合谷(ごうこく)
o 足三里(あしさんり)
o 陽陵泉(ようりょうせん)
o 太衝(たいしょう)
2. 全身治療
• 気血の流れを整えるため、全身の経絡にアプローチ。
• 主な経穴:
o 百会(ひゃくえ)
o 天柱(てんちゅう)
o 肝兪(かんゆ)
o 脾兪(ひゆ)
3. 頭皮鍼(とうひしん)
• 頭皮上の特定のゾーン(脳卒中後の運動や感覚障害に効果的とされる部位)に鍼を刺す技法。
• ゾーン例:
o 運動エリア: 麻痺がある場合。
o 感覚エリア: 感覚障害がある場合。
4. 灸(きゅう)療法
• 温熱効果で血流を促進。
• 竹節灸や箱灸を使用して、大きな筋肉や主要な経穴を温める。
5. リハビリとの併用
• 鍼灸治療をリハビリ(運動療法や言語療法)と組み合わせることで、より効果的に機能回復を促進。
注意点
1. 施術前の評価
o 脳卒中の発症からの時間や状態を正確に把握すること。
o 高血圧や血栓症の既往歴がある場合は注意が必要。
2. 禁忌と慎重対応
o 急性期の患者は鍼灸を避ける(回復期または慢性期が適切)。
o 無理な刺激を避け、患者の体力に応じた治療を行う。
3. 定期的な施術
o 効果を実感するためには、定期的かつ長期的な施術が重要。
補足
鍼灸治療は個人差が大きいため、患者ごとにオーダーメイドのアプローチが必要です。専門の鍼灸師と相談しながら、安全で適切な治療を受けてください。また、鍼灸治療は西洋医学の治療と併用することで、より良い結果が得られることが多いです。
治療時間:一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金:一回鍼灸治療4,500円から9,000円