
視床出血後遺症
視床出血後遺症
視床出血の後遺症に対する鍼灸治療は、主に運動麻痺、感覚障害、痛み(視床痛)、筋緊張異常、日常生活機能の回復を目指して行います。視床出血後遺症では、損傷部位が中枢神経系に関わるため、症状が多岐にわたり、個々の状態に応じたアプローチが必要です。
以下は鍼灸治療の一般的な方法と方針です。
1. 治療の目的
• 感覚障害:しびれや感覚鈍麻の改善。
• 運動麻痺:筋力や関節の可動域改善、麻痺側の機能回復。
• 視床痛:痛みの緩和と自律神経の調整。
• 血流促進:局所および全身の血流改善。
• 精神面のサポート:ストレス軽減や睡眠改善。
2. 使用する経穴(ツボ)
感覚障害や運動麻痺に関連する経穴
• 百会(GV20):脳の活性化、気血の巡り改善。
• 曲池(LI11):上肢麻痺の改善。
• 合谷(LI4):全身の気血を調整し、手指の麻痺を改善。
• 足三里(ST36):下肢の筋力増強、全身のエネルギー補充。
• 陽陵泉(GB34):筋肉や腱の調整、下肢の麻痺改善。
• 懸鐘(GB39):中風(脳卒中後遺症)による症状改善。
視床痛に関連する経穴
• 太谿(KI3):腎の活性化、痛みの緩和。
• 肝兪(BL18):血流を促進し、痛みや緊張を緩和。
• 神門(HT7):神経系の調整と精神的安定。
• 内関(PC6):痛みと自律神経のバランス調整。
全身の調整に関連する経穴
• 中脘(CV12):胃腸の機能を整え、全身のエネルギーを補充。
• 気海(CV6):全身の元気を高める。
• 三陰交(SP6):全身の血行改善とリラックス効果。
3. 治療のアプローチ
① 痛み(視床痛)の緩和
• 鍼や灸を用いて自律神経のバランスを整え、血流を促進。
• 電気鍼を使用して痛みの伝達を抑制する効果を狙います。
② 感覚障害や運動麻痺の改善
• 遠隔治療:麻痺側と健側の経穴をバランスよく刺激。
• 患部治療:麻痺した部位に直接鍼や灸を用いて神経を活性化。
• 電気鍼:麻痺部位の筋肉と神経を同時に刺激。
③ 精神面・全身機能のサポート
• ストレスや不安が後遺症の回復を妨げることがあるため、リラックスを促す経穴を使用。
• 灸や温熱療法を併用して、リラックス効果を高めます。
4. 治療の頻度と期間
• 週2~3回の治療を基本とし、症状が安定するにつれて頻度を減らします。
• 長期的なフォローが必要になることが多いため、患者の状態に応じてプランを調整します。
5. 補助療法とリハビリ
• リハビリとの併用:鍼灸とリハビリテーションを組み合わせることで相乗効果が期待できます。
• 運動療法:軽いストレッチや体操を指導する場合もあります。
• 食事指導:血液循環やエネルギー補充のために、栄養バランスの良い食事を勧めます。
6. 注意事項
• 患者の体力や体調に合わせて刺激の強さを調整します。
• 痛みが強い場合や麻痺が重度の場合は、専門医と連携して治療を進めます。
視床出血の後遺症に対する鍼灸治療は、即効性よりも継続的な治療による改善が期待されます。個別の症状や状態についてさらに具体的なアドバイスが必要であれば教えてください!
治療時間:一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金:一回鍼灸治療4,500円から9,000円