
アジソン病
アジソン病
アジソン病(副腎皮質機能低下症)は、副腎のホルモン分泌が不足することで引き起こされる疾患で、特にコルチゾールやアルドステロンが低下するため、体のエネルギー代謝や水分・電解質バランスが影響を受けます。鍼灸治療は、体のエネルギーバランスを整え、ストレスを軽減し、副腎機能をサポートする効果が期待できることがありますが、アジソン病に対する治療では西洋医学との併用が重要です。
以下はアジソン病に対する鍼灸治療のアプローチです:
1. ツボの選定
アジソン病では、体力の低下、疲労感、低血圧、免疫機能の低下が見られるため、これらの症状を改善するために以下のツボが使われます。
• 腎臓・副腎に関連するツボ
o 命門(めいもん):背中の腰のあたりに位置し、腎臓や副腎にエネルギーを送るツボです。アジソン病では副腎機能をサポートするために使用されます。
o 太衝(たいしょう):足の甲に位置し、腎経に関連があり、エネルギーの補充に効果があります。
o 三陰交(さんいんこう):内分泌系の調整に使われ、ホルモンバランスを整えるのに有効です。
• 免疫機能・エネルギーをサポートするツボ
o 合谷(ごうこく):全身のエネルギー調整を行い、疲労回復やストレス緩和に有効です。
o 足三里(あしさんり):消化器系や全身の体力を強化し、免疫力向上に寄与します。
2. 鍼灸の治療方法
• 鍼灸治療は、鍼を使って体の経絡を刺激し、エネルギーの流れを改善し、血行を促進してホルモンバランスを調整します。
• 灸(もぐさ)によって体を温め、血行を改善することで、副腎機能を補助することが期待されます。特に冷えが影響を与える場合、灸治療は有効です。
3. 生活習慣のサポート
鍼灸治療は、生活習慣を改善するアドバイスも行われることがあります。アジソン病はストレスや食事の不均衡が症状を悪化させることがあるため、リラックスする時間や栄養バランスを重視した食事を心がけることが重要です。
• ストレス管理:アジソン病ではストレスが症状を悪化させる可能性があるため、リラクゼーション法や深呼吸を取り入れることが推奨されます。
• 栄養サポート:ビタミンCやビタミンB群、ミネラル(特にナトリウムやカリウム)の補充が推奨されることがあります。
4. 治療の注意点
• 鍼灸はアジソン病の補助療法として効果が期待されますが、治療のメインは西洋医学でのホルモン補充療法(副腎皮質ホルモン療法)が重要です。鍼灸治療は、あくまで症状緩和や体力の回復を助ける補助的な治療と考えられます。
• そのため、アジソン病の診断と治療は専門の医師に相談し、鍼灸治療を併用する場合は鍼灸師としっかり連携を取ることが重要です。
まとめ
アジソン病に対する鍼灸治療は、副腎機能のサポートやエネルギーの補充、免疫力の強化に役立つ可能性があります。しかし、鍼灸はあくまで補助的な治療法であり、医師の指導の下で行うことが大切です。
治療時間:一回鍼灸治療時間は30分から60分
初診料: 3,000円
料金:一回鍼灸治療4,500円から9,000円