症例の紹介

症例の紹介

血小板減少症

白血球減少症
 白血球減少症は、感染症に対する体の防御機能が低下する状態で、免疫系が弱くなるため注意が必要です。原因は化学療法や放射線治療、自己免疫疾患、感染症、栄養不足などさまざまです。鍼灸治療は、免疫力を高め、体力を補い、全身の調和を取ることを目的とします。ただし、基礎疾患の治療が最優先であり、鍼灸は補助的な役割を果たします。
 以下に、白血球減少症に対する鍼灸治療の一般的なアプローチを示します。

1. 鍼治療
 目的
• 気血の不足を補い、免疫機能を調整。
• 脾・肺・腎を中心にエネルギーバランスを整える。
主な施術ポイント
• 免疫力を高めるツボ
o 足三里(あしさんり): 消化吸収を助け、全身の免疫力を強化。
o 合谷(ごうこく): 気血の流れを改善し、免疫機能を活性化。
o 曲池(きょくち): 抗炎症作用と免疫調整効果を期待。
o 三陰交(さんいんこう): 血液循環とホルモンバランスを整える。
• 全身の調整とエネルギー補充
o 気海(きかい): 気を補充し、体力を向上。
o 関元(かんげん): 生命エネルギーを補い、全身の調和を促進。
o 脾兪(ひゆ): 消化器系を強化して血液の生成を助ける。
o 腎兪(じんゆ): 免疫系の基本的なエネルギーをサポート。
施術のポイント
• 刺激は軽めに行い、患者の体力に合わせたアプローチを取ります。
• 長期的な施術プランで、体質改善を目指します。

2. 灸治療
 目的
 温熱刺激により、免疫力を向上させ、全身の血流を改善。
施術方法
• 温灸(おんきゅう)
ツボを温めることで体の気血を補充します。
o 足三里、三陰交、関元、気海、脾兪
• 直接灸または間接灸
患者の状態に応じて、優しい温熱刺激を選択。
特に効果的な部位
• 腹部(関元、気海)
消化吸収を助け、体力を回復。
• 背中(脾兪、腎兪)
免疫系を強化し、エネルギーを補充。

3. 体質改善と全身の調整
 白血球減少症は全身の虚弱状態に関連することが多いため、体全体の調整を重視します。
• 自律神経の調整
o ツボ: 内関(ないかん)、神門(しんもん)
ストレスを緩和し、心身の調和を促進。
• 血液の生成を助けるアプローチ
o ツボ: 血海(けっかい)、中脘(ちゅうかん)
血液循環を促し、造血機能をサポート。

4. 食事療法との併用
 鍼灸治療と併せて、栄養面のサポートが重要です。
• 鉄分: 赤身の肉、魚、ほうれん草など。
• ビタミンC: 鉄分の吸収を助ける柑橘類やパプリカ。
• タンパク質: 白血球の材料となる卵、大豆製品、魚。
• 亜鉛: 免疫細胞の機能を高めるカキ、ナッツ。

注意点
1. 基礎疾患の治療が優先
 白血球減少症の原因が化学療法や感染症の場合、医師の指示を最優先に従います。
2. 感染症予防
 患者の免疫力が低下しているため、施術時の清潔を徹底。
3. 鍼灸は補助療法
 主治医と相談しながら、適切なタイミングで施術を行います。

5. 補助的なアプローチ
• ストレスケア: ストレスが免疫力に与える影響を軽減するため、リラクゼーションを重視。
• 適度な運動: 血流を改善し、全身の代謝を向上。

 鍼灸治療は、患者さん個々の体質や状態に合わせたオーダーメイドの施術が必要です。信頼できる鍼灸師と相談しながら、安全に治療を進めることをお勧めします。

 

 治療時間: 一回鍼灸治療時間は30分から60分
  初診料: 3,000円
   料金: 一回鍼灸治療4,500円から9,000円