アレルギー性鼻炎｜鼻炎にお悩みの際も仁成堂鍼灸治療専門院

アレルギー性鼻炎とは、人体が異物に接触した後、この物質を対して敏感に反応を起こすことで始まります。この物質に再接触した際に、鼻腔粘膜が異常反応し、鼻腔粘膜の血管が拡張され、線体の分泌が増加し、それによってさまざまな症状が引き起こされます。

本病は中医学では「鼻鼽」の分野に属した疾病となります。

西洋医学では、アレルギー性鼻炎の発作は内因と外因が指摘されています。外因は花粉・ほこり・菌・動物の皮毛に加え、食物は魚・えび・たまご・果物や化粧品・織物・油漆などがあげられています。内因はアレルギー性の体質・アレルギー性反応時の体内組織胺（アミン）の作用にて血管が拡張すること、透過性増加・組織充血・水腫などの反応があげられています。

中医学では、肺気が弱い、寒風が鼻を通り正邪が相搏となる、肺気が不通で津液が不調な際の鼻づまりが主な原因となります。

アレルギー性鼻炎の発病は速いです。まず、陣発性の鼻内がとでも痒くなり、くしゃみと大量のさらさらとした鼻水が流出し鼻が詰まります。症状は単側と双側の両方でみられます。

本院では、アレルギー性鼻炎の治療原則として、東洋医学の理論基礎となる「望診」（全身望診、局部望診、舌診、小児指紋診、望排出物）、「問診」（現病歴、既往歴、個人生活歴、家族歴、現在病の症状）、「聞診」（音、臭い）、「切診」（脈診、触診）をし、患者様の体質の強弱を合わせてひとりひとりの症状を分析します。本院の特色である透刺法（透穴法）にて、中国のはりと微電気（パルス）・お灸を使用いたします。